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夏休みを大活用!東京都立大学の1、2年生が5日間の現場体験型インターンシップにやってきた

こんにちは!キュービック広報のオガサワラです。

キュービックは創業以来長きにわたり学生とともに働く会社。嬉しいことに、最近では「長期インターンシップといえばキュービック!」なんて言っていただけるようにもなりました。

そんな私たちですが「より多くの若者に自身の将来を考える機会を提供したい」という想いから、中学・高校・大学などの教育機関と連携しながら短期インターンシップも受け入れています。

なぜキュービックがこうした産学連携に取り組んでいるのかについてはこちらの記事をご参照ください。

さて、今回ご紹介するのは東京都立大学のキャリア教育。今年の8/21(月)〜25日(金)に行った現場体験型インターンシップの模様をお届けします。当日は4名の学生さんが参加してくれました。


【1日目】デジタルマーケティングとはなんぞや?広告文を作ってみよう!

まずは全社朝会であいさつからスタート。200人弱のキュービックメンバーがオンラインで見守る中、一人一人自己紹介と意気込みを語ります。

この5日間で何を学びたいのか、緊張しながらも堂々と発表。キュービックメンバーからは「ようこそ!」「5日間よろしくね!」などの歓迎チャットが続々と飛び交います。

あいさつを済ませたら、午前中はインプットに集中!早速、キュービックの企業理念やデジタルメディア事業について学習します。

 

午後はいよいよ実践に移ります。「広告とは何か」の説明を受けた後、実際にWebサイトのタイトルや説明文をみっちり2時間かけて考えます。長丁場ですががんばってほしい!


真剣にパソコンをたたく音だけが響き渡ります。

こうして2時間が経過。気になるみんなの感想は……

  • 最初2時間と聞いて長いなと思ったけれど、実際に取り組んでみたらあっという間で驚いた

  • 限られた文字数で広告文を考えるのが、俳句を作るみたいで面白かった!

  • 実際に広告文を作ってみて、今まで自分が何気なく見ていたものがアイデアの宝庫だと気づいた。ユーザーがどんなリアクションを取るのかわからない分、想像力を働かせることが大事だと思った

  • アイデアの貯蓄が足りないなと思った。特定の人に響くように言葉を選ぶのが難しかった。授業で言葉を扱っている人文社会科の学生として悔しい!

などなど。いい時間を過ごせたようです。

【2日目】課題発表!最終日までに仕上げてもらうお仕事は……?

2日目、残りの4日間でインターンのみなさんに取り組んでもらう課題を私からズバリ発表!
「あなたはキュービックの広報担当です。学生にキュービックが魅力的な会社に映る記事を1人1本仕上げてください。」

正直、現役広報担当社員の私でも重いです、ごめんなさい……笑

しかし、都立大の事務局の方からは「学生たちが学ぶだけの一方通行な場だけでなく、企業の皆さんも学生に頼んでよかった!と思えるような実務的なものを任せてもらいたい」と言伝てを受けております。まさにこの課題は実務に他なりませんし、私としては1週間で4本記事ができあがれば大助かりです!

インターンシップは、私たち人事や広報にとってのユーザー(候補者・学生)のリアルな声を聞ける非常にありがたい機会です。何より、キュービックをまだ深く知らない学生が忖度(そんたく)なく書いてくれる記事はどんな仕上がりになるのか、純粋に楽しみです。そんな想いから、この課題をお渡ししました。

では、noteの媒体研究からまいります。

ジャンルを問わずたくさんの記事にざーっと目を通し、個人的なお気に入りの記事をピックアップ。みんなの前でプレゼンします。


なぜその記事が気に入ったのか、文字数や書き方などはどうか、これから自分たちが書く記事に取り入れられそうなポイントはあるか、など議論は白熱。4人いると推しの記事もさまざまで、分析作業も捗ります。

その後は複数のキュービック社員や長期インターン生にインタビューを敢行。事前に聞きたいことを整理して質問集を作ります。インタビュー中に気になったことが生まれたら、会話の流れでさらに掘り下げていきます。

こうして得た情報を書き起こし、それぞれが記事を仕上げていきます。

【3日目】カリキュラム折り返し、ついに社員のフィードバックが……!

さて、記事が7割程度形になってきた3日目。PRチームの社員よりフィードバックを入れます。もちろん、普段から長期インターン生にしているように「学生だから」「記事を作るのが初めてだから」といった遠慮はしません。

  • タイトル、動機、学んだこと、展開されるストーリーに一貫性がほしい

  • まずはこの記事が読者に提供する価値はどんなものかを明確にしてみよう

  • 情報をすべて入れ込もうとしなくていい、読み手の立場に立って不要な情報は削っていこう

など、技術的なものもさまざま出ましたが、特に私たちが強く伝えたのはもっと自分たちの心の声や本音を大事にしてほしい!みんなだからこそ私たちよりも深く迫れるインサイトやつくれる共感がある、というところでした。

みんなが真面目に取り組んでくれたことは伝わりましたが……情報をしっかりそろえようとするあまり、インサイトが浅いまま体裁ばかり整っている文章になっていたのです。もっと書き手の人格を全面に出してほしい!そういった想いから、きれいに整えようとしなくていい。それよりもみんながどう感じたのか、何が琴線に触れたのか、何を強く伝えたいのかについて率直に表現してほしい!と繰り返し伝えました。


学生と社員のランチの様子

【4・5日目】フィードバックを受けて

「記事執筆の最終目的を『デジタルマーケティングの知識がない学生の目線からインサイトについて説明できるようになる』と設定したけれど、大学生である自分が書くメリットを活かせていなかった」

「大学生からの共感を考えると、カジュアルな文体が良さそう。ただ企業としての信頼性を考えると、きちっと書いた方がいいとも思う。バランスが難しい」

「媒体研究を思い出してみると、書き手のパーソナリティがにじみ出る記事の方が面白いと思ったし、読み進めたくなった。その方向で記事を書き直してみたい」

「フィードバックを通して文章量や写真を表示する工夫をかなり学べた。ずっと黙々と記事を執筆していたので一人よがりな文章になってしまっていたと思う。客観性も大事にしていきたい」

学生たちからはこんな感想が寄せられました。

さて、3日目にして多くの気づきや学びを得つつも大幅なブラッシュアップを余儀なくされた4人。

果たして残りの2日間で記事を完成させられるのか……!?

4人が書いてくれた記事でお確かめください。随時、こちらのnoteで更新していきます。
お楽しみに!!!


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