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インターン生が全社を巻き込んでイベントを企画!〜夏祭り開催の裏側に迫る〜


※この記事は2023年8月に「現場体験型インターンシップ」に参加した東京都立大学の学生が取材・執筆したものです。


みなさんこんにちは。東京都立大学システムデザイン学部のヤマサキです。私はこの夏、大学の授業のひとつである「現場体験型インターンシップ」を活用し、キュービックで5日間のインターンシップに参加してきました。

私がキュービックに来て一番驚いたのは、社内イベントの多さでした。

キュービックでは日常的なコミュニケーション施策以外にもさまざまなイベントがあり、今年の夏には夏祭りを開催したのだとか!聞くところによると、浅草の花やしきを貸し切り、参加人数は180人超。にもかかわらず、仕切っていたのは社長室メンバーである社員1名と長期インターンの学生2名の計3人。

「そんな大規模なイベントをどのように運営していたの?いちインターンがそんなことできちゃうの?」と、同じ大学生として気になって仕方がない!ということで、運営メンバーの一人で長期インターン生の内田歩花(うちだ・あゆか)さんに話を聞きました。

長期インターン生の内田歩花さん(写真・真ん中)

ーーそもそもなぜ、キュービックのインターンシップを始めたのですか?

私が大学に入学した頃はコロナ渦で、授業はしばらくオンラインで受講していました。1、2年生の頃は自宅とアルバイト先の行き来しかしていなかったんです。「自分が思い描いていた大学生活ではないな……」と感じてたときに地元の先輩にキュービックを紹介され、3年生の春からインターンを始めました。

ーーなるほど。早速本題ですが、今回のイベントはどのように企画したのですか?

キュービックでは「CUEM(キューム)」と呼ばれるマーケティングの思考フレームがあって、HOW(施策)を発案する前に施策で得たい成果を明確にし、相手のインサイトを抽出するプロセスを大事にしています。これはマーケターだけでなく、私のようなイベントの企画担当者も重宝しています。

例えば、今回の社内イベントで得たい成果は「これまで社内イベントにあまり参加できていなかったメンバーに参加してもらい、“また次も参加したい”と思ってもらうこと」として、対象者にとっての参加ハードルはどこにあるのか、参加に至るためのトリガーは何なのかを深く知りにいきます。

アンケートやインタビューはもちろん、社内ですれ違ったときやランチ中などのラフな会話も活用して対象者のインサイトに迫りながら、企画に繋げていきました。

花やしきでの夏祭りを楽しむメンバー

ーー対象者へのインタビューを通じて、どんなことがみえてきましたか?

過去の社内イベントにあまり参加できていなかったメンバーを調べてみると、実はその多くがご家庭を持つ方々だということがわかりました。

実際に話を聞いてみたところ、「社内イベントはいつも楽しそうで参加したいと思っている、でも子どもの送り迎えがあるから夜の時間帯のイベント参加は厳しい」「まだ子どもも小さいので、社員旅行など宿泊が伴うイベントは難しい」「子ども同伴でも問題なければ参加したいのに」といった声が聞かれました。

だったらお子さんはじめ、ご家族も一緒に参加して楽しめるイベントにしよう!そんな方向性がみえてきました。

ーーそれで遊園地を貸し切ろうという企画に至るわけですね!

そうですね。当日はインタビューを通じて拾えた声を元に、早い時間帯で開始するようにしました。

しかし、これだけでは「社内イベントにあまり参加できていなかったメンバーに参加してもらうこと」はできても、その人たちに「“また次も参加したい”と思ってもらうこと」まではできません。後者を実現するためには、参加者同士の良質な交流が必要ですよね。

単純に遊園地で遊ぶだけだと仲の良い社員同士や同じチームの社員同士で固まってしまう可能性もあります。それでは全社イベントとして実施する意味がないということで、交流を生む工夫として夏祭りというスタイルをとることにしました。

屋台を巡って出会ったメンバー同士で焼き鳥や焼きそばを頬張りながら会話を楽しんだり、全社員で参加するビンゴ大会を通じて遊びながら仲を深めたり。自然と交流したくなるような企画に落としていきました。

ーー今回のイベントを通して自分が成長できた点は?

プロジェクトマネジメントという点で、以前よりも成長できたかなと思います。

大人数のイベントかつ、外部会場であったこと、全体のスケジュール管理まで任されていたこと。会場の花やしきさんや、イベント会社さんと打ち合わせをしたり、参加されるご家族の方との連携が発生したり。こうした業務をするのは初めてだったので、とても難しかったです。

自分で言うのもなんですが、私は負けず嫌いでプライドが高いんです。任された仕事は最後までやりきれるタイプだと自認していました。しかし、今回のイベント企画は自分にとって想像以上にハードルが高く、どうすればいいのかわからずに、途中で諦めの気持ちが生まれてしまうことがありました。そこから社員の皆さんにもアドバイスをもらい、小さい目標を設定して一つずつクリアするようにしました。大きな仕事も、分解すれば着実に前進させられると学びました。

また、多様な関係者を巻き込むプロセスを通じて、相手の立場に立ったコミュニケーションが少しずつできるようになってきました。

私が使う言葉やリアクション一つで、相手から出てくる言葉や行動が大きく変わります。ですから、その相手ごとに最適なコミュニケーションの形を見つけて実践していかないといけない。そのためには相手のことをよく知る必要があります。

これらの学びを、これから他の仕事を進めるときにも、しっかり活かしていきたいです。

編集後記
今回、運営メンバーの内田さんにインタビューをしてみて、参加する側の話も聞いてみたい!と思い、社員やインターン生に「社内イベントがあってよかったなと思う瞬間」を質問してみました。

すると、こんな答えが・・・

「普段の業務や大学では関われない人とコミュニケーションを取れた瞬間です。実際に総会で仲良くなってプライベートで遊びに行くようになった社員さんもいるんですよ(笑)」

「業務で困ったことが起きて、社内イベントで交流した人の顔が思い浮かぶときです。普段は関わらなくても、困ったときに助けてもらえる仲間が社内にたくさんいるのはとてもうれしいです。」

社内イベントは、ともに働くメンバーをもっと好きになり、より良い連携を生みながら仕事をするために必要なのだと実感しました。また、このインタビューを通じて、自分と同じ大学生であるインターン生がどれだけの情熱をもって働いているかを知ることができたのも大きな収穫です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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