見出し画像

キュービックのオフィスアート:壁面ペインティングの舞台裏

こんにちは。キュービック広報のオガサワラです。

まだ夏の暑さが微かに残る9月29日(金)。新宿フロントタワーの16階には、約1ヶ月ぶりにメンバーの笑い声が響きました。

オフィスで働くメンバーが増えたことで座席が足りなくなりつつあったキュービック。またコロナ渦でリモートの働き方も導入されたことにより、オンライン会議が日常となり、知らず知らずのうちに自チームに閉じてしまう課題感も抱えていました。

「MAKE MOVES」というビジョンにちなんで、もっとメンバー一人ひとりが動いて、チームを超えた雑談や雑談からはじまる連携がもっと生まれる場にしたいと、キュービックではオフィスの大幅なリニューアルを実施しました。改装工事をしていた1カ月間、メンバーは新宿・虎ノ門・東京駅前の3箇所のサテライトオフィスに分かれて業務をしていました。

いよいよ10月から新しく生まれ変わったオフィスでの仕事が始まる!……とその前にメンバー全員で仕上げとして行った、オフィス壁面のペインティングの様子をお届けします。

この試みはいわば、だるまの目入れ。一緒にオフィスを作り上げる貴重な体験を前に、メンバーはワクワクと不安が入り混じった表情を浮かべていました。


作業開始!

Beforeはこんな感じ。真っ白な壁です。黄色いテープで枠を決めて……ここが私たちのキャンバスになります。

今回オフィス改装を進めてくださった、ヒトカラメディアのスタッフが丁寧に作業を説明してくれます。

ステンシルという型抜きシートを使って、スポンジでトントンしながらインクを乗せていきます。「ほうほう。なるほど〜!」真剣に説明を聞くキュービックのメンバーたち。

いざ作業開始!!

「今日肌の調子いいね〜」「きめ細かいよ〜」と壁に声を掛けながら作業を進めていくメンバー。確かに、お化粧するような感じですね。

「ずっとやっていたい〜」「やろうと思ったら無限にできるな」
そんな声も聞こえてきます。早くも作業にハマった様子のメンバーも。


ポイントはどうやら

  • インクをつけすぎないこと(多すぎると液だれしまうよ!)

  • 台紙が浮いてこないように指で細かく押さえながらぽんぽんすること
    っぽいぞ!(と、気づいた)

細い箇所は難しいけれど、丁寧に指で抑えながら……ね!


ステンシルを剥がすドキドキの瞬間ですっ!


代表の世一を含む高身長組(推定170〜185cm)は上の段も何のその!(あれ、ひとり足がプルプルしてる……?)
右のボーダーはCDO(Cheif Design Officer)篠原。「はみ出したところは“味”ということで」と連呼しながらの作業です。

「この作業は楽しんだもん勝ちよ!!答えなんてないんだから!きれいにやるんだったら機械がやってくれんだから。はみ出してこそ人間よ!
名言のようにも聞こえますが……デザイナーの長として勇姿を見せてほしい!

って思いっきりはみ出してる〜!!!

一方、「ムラなくやります」という決意表明をしていた若手デザイナー陣。確かにきれいに塗れてます。
デザイナーとして負けられない戦いを制してこの笑顔!

世一も「絵心は必要ない作業だったのでホッとした」 と笑顔でキメています。


この作業は間違いなく性格がでますね。まさかの能力を発揮するリサーチャーのせいやくん。とってもきれい!

このペインティングの模様を撮ってくれていた大山も挑戦!

果たして出来栄えは……?

うん、ワイルドにいきすぎです。

「センスがなさすぎて、今この場から消え去りたい」とつぶやいていました。

黙々と作業を続ける者が多い中、ついに顔で遊び始めるメンバーが発生!こら!

壁に……ではなくほっぺにペイントされてしまうマーケターのすわちゃんです。

そこへ篠原が駆けつけ「もっとほっぺにもデザインを🎵」としっかりとスポンジを押されていました。「やり返さないんですか?」と聞くと「憎しみの連鎖が生まれるのは避けたい。俺の代で終わりにしたい。」と。優しいな、すわちゃん。

もはや自ら進んで顔をペイントするメンバー。(だから、遊んでるんじゃないっ!)

わいわいと作業を進め、金曜の午後の時間はあっという間に過ぎていきました〜


そして、ヒトカラメディアさんがさらに微修正などを進めてくださり……

完成した壁がこちら!どどん!

なんてすてきな壁でしょう……!!

ちなみにこのデザインは、CDO篠原の監修のもと入社3年目のデザイナー三浦が考えました。「動いて動かす」「それぞれの個性やwill、違いを大事にする」「一人ひとりの主体性で動かす」といった、MAKE MOVESというビジョン実現に必要な要素を表したい。
そのためには幾何学が最適だと考え、このようなデザインになりました。

一つ一つのモチーフに、人、矢印、前進、向き合う、たくさんの人の集まり、などの意味を持たせています。

振り返って

自分たちの手で新しいオフィスの壁にペインティングをしたことで「これからここが自分たちのオフィスになるんだ」と実感し、より愛着が湧きました。
メンバーからも「自分たちのオフィスを自分たちで作り上げるのは滅多にない経験だった」「久しぶりのメンバーとの共同作業が形に残るのは嬉しい」「これから壁の前を通るたびに今日のことを思い出しそう」などのコメントが届いています。

今回ご紹介した壁のあるエリアはミーティング前の待機スペースや、ちょっとした打ち合わせの場として使われる予定です。キュービックにお越しいただいた際にはぜひ見てみてください☺️

この記事が参加している募集

イベントレポ

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!