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マーケから営業へ新卒3年目でキャリアチェンジ!社内公募で実現したキャリアの広がりと営業で感じた会社の「真の価値」とは



社員’s profile

酒井 奈穂(さかい・なお)
1999年、山口県出身。京都育ち。 大学では国際学部に所属し、おもにコミュニケーション学を学ぶ。 2022年、キュービックにマーケターとして新卒入社。

”企業理念に嘘はないか”がひとつの大きな就活の軸

ーキュービックに入社した理由は何ですか?

就職活動では、不動産、メーカー、金融、ITと幅広い業界を見ていましたが、自分が本当に大事にしたい価値観を探る中で、「目の前の人を前進させたい」という想いに気づきました。もともと友達と話す中で、私のアドバイスをきっかけに相手の行動が変わる瞬間に喜びを感じていて、その延長で大学外のキャリア支援プログラムにも参加しました。自分の言動や行動によって誰かが前進する姿に楽しさを覚え、次第に「1対1だけでなく、1対多数でも価値を提供したい」と考えるようになりました。それが広告やマーケティング業界に興味を持つきっかけです。

そんなとき、友人に「キュービックがあなたに合いそうだよ」と薦められました。就職活動を通じて多くの企業の理念やミッションに触れる中で、個人的に壮大な理念にはあまり惹かれませんでした。その点、キュービックの「インサイトに挑みヒトに確かな前進を。」というミッションに共感しました。一次面接の際から、その理念が人事担当者の対応にも表れていました。例えば、「どうしても採用したい」といった押しつける雰囲気はなく、一定の距離感を保ちながら丁寧に面談を進めてくれたのが印象的でした。

さらに、企業選びの軸について話した際には、「人のために何かしたい」という私の考えに対して、「それはまだ自己満足の域を出ていないよね。なぜ自分がそう思えるのか、原体験から考えてみて」とフィードバックをもらいました。この言葉がきっかけで、自分にとって本当に大切なものは何かを深く考えるようになりました。単に学生をジャッジするのではなく、そのキャリア観を一緒に考えてくれる姿勢に感銘を受け、「この会社は絶対に嘘をつかない」と確信したのが、最終的にキュービックを選んだ理由です。

ー働いてみて感じる会社の雰囲気や文化はどのようなものですか?

予想以上のギャップという点で言うと、1人にかける時間が本当に多いなと実感しました。入社前からメンバー1人ひとりと向き合ってくれるとは思っていたものの、実際に働いてみると、みんな他の人の話を聞くために時間を割くことに抵抗がないですし、研修や全社で集まってのワークショップなど経営陣が社員にかける時間もとても長いです。

よく私は上司と1on1をすることが多いのですが、業務内容の相談ではなく、将来的に自分がこうなりたいから、今期はこの目標を追いかけたい、など個人のキャリア観をブレイクダウンして目標設計の相談にのってもらうことが多いですし、「昨日、社長とふたりで飲みに行ってさ」などと言うと、大学時代の友人は驚きますね。上司が業務以外の相談にも乗ってくれるんだ!社長とそんなに距離が近いんだ!と。周りの友人たちの話を聞いていると、まだまだ何か一つ施策を提案するのにもハンコラリーになってしまう企業が多いようです。


社内公募制度でマーケターから営業へ、大幅キャリアチェンジ

ーこれまでどんなキャリアを歩んできましたか?

まずは内定者インターンの際に転職領域のSEOマーケターとしてキャリアをスタートさせ、社員として入社する際に、広告事業部に移動し、同じ転職領域でGoogleやYahooなどの広告運用を進めました。

ただ、デジタルマーケティングの世界は、競争が非常に激しい環境です。アルゴリズムや成功パターンが数ヶ月から数年で変わるため、若手でも情報を素早くインプットし、高速でPDCAを回すことができれば、数億、数十億円の利益を生み出すことも可能です。一方で、変化のスピードについていけなければ、すぐに追い越されてしまう厳しい側面もあります。

キュービックの評価制度はとてもフラットで、成果を出した人が純粋に評価される仕組みです。この環境で成果を追い求める一方、2年を過ぎた頃から、インターンや新卒社員として入社してくる後輩たちの活躍が少し怖いと感じるようになりました。その頃から、マーケターとしての楽しさを見失い始めていたのかもしれません。

そんな中、上司から「代理店やクライアントとの交渉や、予算の開拓をしてみないか」という提案を受けました。本来は部署のマネージャークラスが担う業務でしたが、もともと人と話すことが好きだったので挑戦することにしました。この仕事では、相手から情報を引き出したり、効果的に伝えるためにどう情報を整理するかを考える場面が多く、それがとても楽しく感じられました。

ただ、広告運用と交渉業務の両立を目指したものの、どちらも完璧にこなすことは難しく、悩む時期が続きました。そんなとき、営業部のマネージャーから異動の話をいただき、入社3年目で営業部へ移ることになりました。
キュービックには「社内公募制度」という仕組みがあり、新たに人員を増やしたい部署が公募を行います。社員は誰でも手を挙げて異動を希望することができ、面接を通過すれば新たなキャリアを築ける制度です。この制度を活用し、営業部での新しい挑戦を始めることができました。


ー現在はどんなお仕事を?
現在は営業部の一員として、人材や太陽光、外壁塗装など様々な領域で100案件以上を抱えています。誰か先輩とともにプロジェクトを走る、というものではなく、1人ひとりが責任をもって各案件を担当します。その代わり誰がどこに入っても同じパフォーマンスを発揮できるよう、担当ジャンルを超えて営業としての動きを週次で共有しています。

仕事の内容としては、広告運用メンバーと共に課題を洗い出し、クライアントに新たな施策を提案したり、予算の交渉をしたりしています。
マーケターとして運用をメインに行っていたときから、フロントに立つ業務もあったとはいえ、営業部に配属になって環境はがらりと変わりました。これまで自分がやっていたのはあくまで調整役で、営業になった途端、キュービックの顔として表に立つということはどういうことなのか思い知りました。

私が知り得る知識や提案する内容が、クライアントさんからみるとキュービックという会社の最大値と捉えられるので、どんなことを事前に知っておくべきなのか、常に考えています。


自分が知っている商材で解決策を提案できる営業に挑戦したかった

ー転職ではなく、社内公募の制度を使いキャリアチェンジを選択したのはなぜでしょうか?

キュービックだからこそ、営業に挑戦してみたかった、というのが一番にあります。新たに営業として転職をして自分がよく知り得ない、信用できない商材を売り込むのではなく、これまでマーケターとして培った知見を活かし、より深めていきたいという思いがありました。

しかも、キュービックの営業は、 #ザ・営業 という感じではないんです。どちらかというと、やっていることはコンサルティングに近いと考えています。クライアントにどんな課題があるかをヒアリングし、分析し、デジタルマーケティングにおいて解決できる施策を提案する。売り込みをして、アポ数や契約数などの数字を求められるのではなく、本質的な課題解決を求められます。だからこそ、キュービックで営業をやりたかったんです。


提案や調整で感じる営業としての介在価値

ー日々の仕事の中で、やりがいや楽しさを感じる瞬間はどんな時ですか?

自分が収集・解釈した情報がピタリとはまったときです。
社内から「こんな情報を取ってきてほしい」と依頼を受けることが多いのですが、その情報を基に新しい気づきを提供できたとき、大きなやりがいを感じます。また、クライアントが考えていなかった提案や調整を自分で編み出した際には、自分の営業としての価値を実感できます。

営業の理想的な姿とは、単なる情報収集役にとどまらず、外部から得た情報を自ら解釈し、営業戦略を練ってディレクションすることだと思っています。


『一次情報を取りに行く』─キュービックが評価されるワケ

ーキュービックの特徴は?
営業でいろいろな社外の方とお話しする中で、キュービックはデジタルマーケティング業界の中でも高く評価されているなと感じます。特に「この会社の対応やレベル感は他と違う」と驚かれることがよくあります。実際、キュービックではクライアントからの要望をただそのまま受け流すのではなく、最後まで当事者意識を持って考え抜く姿勢が徹底されています。それが、他社との差別化につながっているのかなと思います。

クライアントからも、「一次情報をしっかり取りに来て、サービスを深く理解しようとしてくれますよね」といったお言葉をいただくことが多くて、それが自分たちの仕事への自信にもなっています。

新卒の頃から、ちょっと背伸びするくらいの目標が与えられるので、失敗を恐れずに挑戦できる環境です。早い段階で、自分の成長のためのヒントや学びを得られる機会が多いのも魅力だと思います。

また、ベンチャー企業だと研修やサポートが薄いイメージがありますが、キュービックではそれが全然違います。定期的な研修が用意されていたり、プロジェクトの進め方をテストする検定や、論理的思考を鍛える講座があったりと、学びの場がとても充実しています。そして、「弱点を克服しよう」というよりは、「強みをどう伸ばすか」にフォーカスして、長期的に見てくれる姿勢もありがたいですね。


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